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The Latest Diabetes Seminar 付録

The Latest Diabetes Seminar 付録

済生会野江病院 副院長 安田浩一郎先生の講演の講演一部

新薬について述べられていたので・・・
高齢者のサルコペニア、フレイル
加齢に伴う変化
食欲低下、活動量の低下(社会交流の減少)
筋力低下、認知機能低下
多くの病気を抱えている
    ↓
危険な加齢の兆候(老年症候群)
低栄養
転倒、サルコペニア        ← 
フレイルの多面性
尿失禁                社会的 閉じこもり 孤食
軽度認知障害(MCI)         身体的 低栄養 転倒増加 口腔機能低下
                   精神的 意欲判断力低下 認知機能低下 うつ

骨格筋タンパク合成
肉(蛋白質) 牛乳、乳製品   高糖質食
       (牛乳蛋白質)  (ブドウ糖負荷)
      ↓    ↓   ↓    ↓
     ロイシン IGF-1 インスリン ブドウ糖
アミノ酸
トランスポーター     受容体    GLUT1
   ↓         ↓       ↓
ロイシン        PI3K     ATP↓抑制
 Reg GTPases     Akt     AMPK

   ↓          ↓      ↓
不活性化mTORC1→活性化mTORC1 ← 抑制   Akt →抑制 FOXO
          蛋白質や脂質の合成亢進           ユキビチンプロテアソーム蛋白分解
          栄養素取り込み亢進
          細胞生存 細胞分解、増殖 血管新生
高齢者のインスリン治療
1 低血糖は認知症のリスクとなる
2 高齢者のインスリン導入の時期が遅いのではないか?
 (社会的サポートの整備は急務)
3 明らかな血糖降下作用が発現しないような少量のインスリンがADLを著しく改善する場合がある
  (食欲の改善と体重筋肉の維持、水分、電解質調節の保持等)
4 厳格なコントロールを目指す必要がない
Successful agingスコアー各階層の患者背景
          Low <1.91(n=886)  Med1.92-3.08(826) High >3.09(827)
年齢             75            74         73
独居(%)          31            24         20
骨格筋指数(四肢骨格筋/BMI) 0.77           0.86        0.92   
体脂肪率(%)         48            41         40
ミトコンドリアの機能を改善する新規治療薬             
「Imeglimin」は、ミトコンドリアの機能を改善するメカニズムをもつ治療薬。2型糖尿病治療において重要な役割を担う3つの器官(肝臓・筋肉・膵臓)において、グルコース濃度依存的なインスリン分泌の促進、インスリン抵抗性の改善および糖新生の抑制という作用を示し、血糖降下作用をもたらすことが期待されている。 同剤は、世界保健機関(WHO)によって新たな化合物クラスである「Glimins」として登録されており、同クラスとしてはじめて臨床試験が実施されている化合物。
糖尿病による細小血管・大血管障害の予防につながる血管内皮機能および拡張機能の改善作用や、膵臓β細胞の保護作用も示されており、2型糖尿病治療における単剤および併用による血糖降下療法において、幅広く使用される治療薬となる可能性がある。
膵β細胞保護作用により2型糖尿病の発症と進行を遅らせる可能性
 日本における「Imeglimin」の第3相試験である「TIMES 1」試験の患者登録は、2018年7月3日に完了した。同試験は、200例を超える日本人2型糖尿病患者を対象とした、多施設共同、二重盲検、プラセボ対照比較、無作為化、単剤療法試験。「TIMES」試験は、計約1,100例の患者を対象とした3本のピボタル試験で構成されている。TIMES 2およびTIMES 3試験の登録も2018年下半期の完了が期待されている。 6月に開催された第78回米国糖尿病学会(ADA)のサイエンスセッションでの口頭発表では、前臨床モデルにおける同剤の作用機序に関連した新たな知見が公表された。
アブストラクトの表題は、「ImegliminのミトコンドリアPTP開口阻害によるIns-1細胞およびヒト膵島の高グルコースおよび高フルクトース誘発性細胞死からの保護」。
 「インスリンを分泌するβ細胞の消失が2型糖尿病の発症および進行に影響しています。今回の前臨床データから、細胞死に関与するミトコンドリアのチャネルmPTPの開口を阻害する独自の作用機序によって、フルクトースおよびグルコースが誘発する細胞毒性によるβ細胞の細胞死に対して"Imeglimin"が防御機能を有することが確認されました」と、学会発表者の1人でもあるグルノーブルアルプス大学のEric Fontaine教授は述べている。
 さらに、「これらのデータをこれまでのさまざまな臨床および前臨床試験で報告されたβ細胞の保護作用およびβ細胞の機能に対する有益な効果と組み合わせると、Imegliminは2型糖尿病を治療するだけでなく、その進行を著しく遅らせる可能性があることも強調されました」としている。
直接ミトコンドリアを助けることによって、酸化ストレスのリークを改善し、インスリン抵抗性を改善することが報告された(Diabetes 2015;64:2254-64)。

 

2019-02-08 16:21:25

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